価格:22,000円(税込)
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■サイズ:箒 長さ:約23cm、幅:約9cm ちりとり 長さ:約20cm、幅:約10cm
※商品は手作りのため、一つ一つ多少のサイズの違いがあります。
■重量:
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■お問い合わせ:takuminohako@gmail.com
いつでもどこでも、さっとお掃除!
いつでもどこでもさっと掃除できる、コンパクトな箒とちりとりのセットです。ちりとりに箒を通したまま、テーブルなどに置いておけるため、箒の保管もしやすくなっています。インテリアとしても◎!◎ほうき草を育てるところから、手作りしています!
生産者の高倉さんは、ほうき草を農薬不使用で栽培するところから、ほうきを手作りしています。現在、国産のほうき草はとても貴重で、その独特のちぢれた穂先から生まれるほうきは、ゴミをからめとるように掃き取る、ピカいちの箒となります。
◎厳しい風雪に耐え抜いたほうき草は、コシが強く丈夫!
「岩手は寒いですから、暖かい場所で育てるよりも、栽培期間は長くかかります。その分、熟成されて、コシが強く、丈夫なほうき草となるんです。掃いてみれば、違いはすぐ分かりますよ」(生産者の高倉さん)
◎農薬不使用のほうき草から作られています!
生産者の高倉さんは、使う人の健康と自然環境の保全を考えて、ほうき草を農薬不使用で栽培しているので、安心してお使い頂けます。
◎穂先の強い「ちぢれ」が、ピカいちの箒の秘密!
穂先の強い「ちぢれ」が南部箒の大きな特徴です。このちぢれが、畳やフローリングの床はもちろん、絨毯やカーペットにからみついた糸くずや髪の毛、ペットの毛、煙草の灰までもきれいに掃き出してくれます。
◎この25年以上使ったほうきの艶を見てください!
この写真のほうきは、25年以上使ったものです。
いい飴色になり、さらには艶まで生まれています。
高倉さんのほうきを使っているお客様は、20年以上、愛用されている方も多いそうです。
◎TV番組「たけしのニッポンのミカタ!」でも紹介されました!
高倉さんのほうきは、TV番組「たけしのニッポンのミカタ!」(2014年11月7日放映)でも紹介され、大変な反響を呼びました。
「あの時は、ほうきの注文が殺到したため、何ヶ月もかかって、やっと納品しました」(生産者の高倉さん)
◎高倉さんのほうきができるまで。
南部箒は土づくりから始まります。栽培面積は1.5ヘクタールの肥沃な大地の土をしっかりと土おこし、前の年に収穫したほうき草の茎を堆肥に施したあと、1粒、1粒、種を蒔き、足で踏んで、土をかぶせていきます。
お盆が過ぎるころ、ようやく収穫です。3メートルほどに伸び、穂が色づいて頭をたれる前の青々とした状態のときに手作業で刈り取っていきます。すべてを収穫するのにひと月半。その後湯通し、天日干しと・・・編上げをする前にベテランの職人さんたちの目と手でしっかりと選別し、選別したほうき草の穂先を束ね、絹糸を使って模様を編み込み、完成させていきます。
土づくり・刈取り
春、雪が消えるころから、いよいよ箒作りのための土作りが始まります。土づくりが終わると、次は、種まきです。
約1.5ha(東京ドーム1.5個分)、5月下旬から6月上旬に行います。前の年に収穫したほうき草の茎を堆肥に施したあと、1粒、1粒、種を蒔き、足で踏んで、土をかぶせていきます。刈取り作業は総出で一本一本手により刈り入れします。この時、製品にできない物をしっかりと選別します。
選別・脱穀・釜茹
箒草の収穫後、脱穀前に穂首をそろえます。穂首を揃えたらいよいよ箒草の脱穀作業です。脱穀が完了すると箒草をしっかりと乾燥させますが、乾燥前に湯通しをすることで箒草を色よく仕上げます。ここでは沸騰させた釜で一気に箒草を湯上げます。
乾燥・選別
湯上げした箒草を6日以内に天干乾燥させます。これができなければカビが生えて製品になりません。天気はもちろん温度、湿度が一番気にかかるところです。
乾燥が終わったら、5人程の人数で約1ヵ月かかり、15段階に拾い分けします。最高級品はさらに素材を吟味します。
編上げ
選別された素材と絹糸を使い、箒草を一本一本編み込みます。ほうき草の穂先を束ね、編んで1本の箒にしていく作業は力仕事です。絹糸を使って模様を編み込み、完成させていきます。
最高級品は特注の金糸を使用します。編み込みの目が非常に小さく、難しい技術です。
長柄箒、片手箒、巴箒、そして和洋服はけ、パソコンのキーボードなどに便利なミニ箒など、アイテムは60種類以上。なかには3年以上かかって仕上げる最高級品もあります。
◎使い方
南部箒は、独特のちぢれた穂先でゴミを掃き取ります。
このちぢれが、畳やフローリングの床はもちろん、絨毯やカーペットにからみついた糸くずや髪の毛、ペットの毛、煙草の灰までもきれいに掃き出してくれます。
使い方次第では、数十年使用することができる南部箒。普通の箒とはちょっと違い、穂先を大切に扱う事が長く使用する一つのポイントです。
掃き方のコツは畳や生地などの素材の目に沿って力を入れずに掃くこと。 掃くときは力を入れずに、穂先を軽く動かす事で掃くことが出来ます。一定のリズムでリズミカルに掃くと上手に掃くことが出来ます。
1.南部箒は使い方次第で数十年使用できます。
2.箒は同じ方向のみに使うと癖がつくので出来るだけ両方向にお使い下さい。
3.強く押し付けて穂先が曲がるような使い方は穂先を痛めてしまうのでやめましょう。
4.箒からゴミを取るのに物の角で箒を叩くことは絶対にやめましょう。もちろん、布団を叩くときも同様です。
5.使わないときは吊っておくか、穂先を上にして立てかけてください。
◎お手入れ
南部箒のメンテナンス方法ですが、穂先が汚れてきたら中性洗剤を溶いた水かぬるま湯で2〜3分すすぎましょう。 穂先にくせが付いた場合は、穂先のくせも取れてきます。汚れたり、穂先がもろくなっても穂先は絶対に切らないでください。
穂先がもろくなって折れるようになったら海水程度の塩水(水1リットルに塩30g程度)に半日程度浸してください。
そのあとは、風通しの良い場所で陰干しをして下さい。(1月〜2月の寒中のケアが理想的です)
◎万が一の時も安心のアフターケア!
高倉さんのほうきは、丈夫でコシが強いほうき草から作られていますので、何かあることはめったにないのですが、万が一、修理が必要になった場合には、修理もしてもらえるので安心です!
(修理費、送料は別途となります。)
修理ご希望の方は、お気軽にお問合せください。 order@1no1.jp
◎南部ほうきとは?
岩手県の北部、九戸地方は昔「南部」と呼ばれていました。この地方の農家では、昔から自分たちで使う道具は、自分たちで作り使用してきました。この作業は農閑期に行われ、厳しい冬を過ごす生活の一部であり、その中でも箒作りは例外なく至るところで作られ、ごく普通に見られた光景でした。自分たちで使うもの以外は市などで売られ、近隣町村からも買い求められ、農家の副収入源となっていました。この技術が南部箒の元となり、高倉さんの改良と新たな技術が加えられ、現在の南部箒となっています。
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