価格:10,450円(税込)
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■サイズ:全長×口巾 : 90 × 3 mm(毛抜き)
全長×幅 : 110 × 30 mm(ケース)
■重量:約14g(毛抜き)
約5g(ケース)
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「1000分の5ミリのうぶ毛さえ、軽く抜きとれる」性能
【この商品は送料無料でお届けします!】「伝統工芸技能功労賞」を受賞した職人が入念に作りあげた、細かい毛もスムースに抜けるまゆ毛用毛抜きです。もちろんまゆ毛以外にも使っていただけます。
刃先の幅は3mm。使用目的により、刃先の幅をミリ単位で調整していく丁寧な仕事がしてあります。刃先の中を磨き上げ、つまむ際の微妙なバネを長く使えるように丈夫に叩き出してあるなど、通常の機械プレスでは決してできない、手作りの良さがあふれる逸品です。
持ち運びに便利な、江戸本手打ち毛抜き専用の牛皮ケースと共にお届けします!
現在、ネットのみの取り扱いとなります。
良い「毛抜き」を見分ける3つのポイント。
1.刃先を閉じて光にあててすかして見たとき、刃の間から光線が入ってこない。2.毛抜きを横から見て、刃先の部分がピッタリと合う。
3.毛を挟む際のバネがある。
3つのポイントのうち1つでも欠けていると、毛を抜く際にすごく痛かったり、毛が途中で切れたりしてしまいます。
「江戸本手打毛抜き」は以上の3つのポイントを全て備えた作品(商品)です。1本あれば、末永く使えます。
「江戸本手打ち毛抜き」とは。
室町時代から庶民の間で使われていた2枚貝の毛抜きをベースに、江戸本手打ちの技術を駆使し、今に甦らせた『江戸本手打ち毛抜き』。
創業明治8年「倉田製作所」3代目倉田義之さんは、江戸時代からの伝統的製法を受け継ぐ日本で唯一の職人。3mm厚の18-8ステンレス板を500回以上叩いて、製品になる「一本一本」を手作りで製作しています。通常の機械プレスの限界を超えた職人芸が秀逸で、平成9年度には、その高い技術により、荒川区から「伝統工芸技能功労賞」を受賞。『江戸本打ち毛抜き』は現在、美粧器具や眼科の医療器具として、専門家にも多く使われています。
「江戸本手打ち毛抜き」ができるまで。
熟練したマイスター倉田さんが1日に作れる限界は10本程度。指の感覚と目で厚さを調節しながら、30工程以上の手数をかけ『江戸本手打ち毛抜き』という作品を作り上げていきます。
熟練した手さばきは、江戸からの伝統を受け継ぐ「職人技」です。
(1)材料の選定、叩き、芯抜き、馴らし
材料は3mm厚のステンレス棒で、とても錆びにくい18-8ステンレスを使います。
はじめにハンマーを使って両端を叩いていきます。
次に中央のバネになる部分を、表裏ひっくり返しながら丁寧に叩いていきます。これは材料の「芯を抜く」作業で、熟練した力加減を要する技のひとつです。
再度叩いて、表面を滑らかにしていきます。
(2)型抜き、ヤスリがけ、バリ取り、磨き
叩いて横に伸びた部分をプレスで型抜きします。
型抜きした断面にヤスリをかけ、次に斜にもヤスリをかけていきます。この作業で、「バリ」と呼ばれるザラザラした部分を丁寧に取っていき滑らかな手触りにしていきます。
磨きには、3種類のバフ(砂・麻・布)を使います。
(3)そり打ち、銘きり、そり打ち、刃つけ、先曲げ、中央曲げ
自作の作業台に移り、微妙な曲がりを直す「そり打ち」します。
その後、商標登録している「倉田義之」という名前を彫刻。
再度そりを打ち、刃つけ(毛を挟む部分)をします。
頭(先端)を毛抜きの形に曲げて調節。
最後に芯抜きをした中央部分を曲げ、再び叩いて形を整えます。
(4)磨き、ヤスリがけ、歯合わせ、砥石入れ、仕上げ
4種類のバフ(砂・麻・糸・布)を使い、表面をツルツルし仕上げていきます。
次にモノをつまむ歯の部分に3種類のヤスリ(荒、中、細)をかけていきます。
形状やバネの弾力を確認した後、歯をぴったりと合わせます。
最後に歯先の口に砥石を入れ、最終仕上げをします。
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持ち運びに便利な牛皮ケースもついています!
このセットには、ソフトな天然の牛革から作られた、江戸本手打ち毛抜き専用の牛皮ケース(ワインカラー)もついています!
大切な毛抜きが、ポケットや化粧ポーチにピッタリ納り、出先や旅先でのお手入れに強い味方となってくれることでしょう。
< 江戸本手打ち毛抜き:まゆ毛 > |
○ 江戸本手打ち毛抜き:まゆ毛 【倉田製作所】 |