竹炭甘茶香 160g

価格：3,300円(税込)

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仏様のご馳走「甘茶」から作られた、煙が出ない竹炭のお線香！

煙がほとんど出ない、竹炭で作った甘茶香です。
煙がお部屋にこもるのは困るという方や、喉が非常に弱くて煙がダメという方に喜ばれます。

化学糊を使ったり、乾燥機で強制的に乾かしたりするのではなく、天然の材料から職人の技術で自然乾燥させて作られた、まろやかで繊細な薫りのお線香です。お香としても楽しめます。

仏様のご馳走といわれる甘茶から作られたお線香！

お釈迦さまの誕生をお祝いする「花まつり」で、仏様の像にかけてお祝いをするのが、アジサイの仲間のアマチャという植物から作られる甘いお茶、甘茶です。
仏様に甘茶をかけるのは、仏様の誕生時に龍が天から甘露の雨を降らせたのを再現しているからだそうです。
仏様に甘茶を注ぐ（灌ぐ）ので、花まつりは灌仏会とも呼ばれています。

「お誕生を祝う甘茶は仏に成られる「ご先祖様の好物」と言ってもいいと思います。
今は亡き大事なあの方へ、お世話になったあの方へ、何かしてあげたい、どうすれば喜んでもらえるの？とお思いになる時があったら、仏様のもてなしに、またご先祖様へのお土産として、この「甘茶香」をお選び頂き、盛大にもてなしてあげて頂きたいですね。
仏様の誕生日である命日と花祭り、お盆、お彼岸の時期に是非、お使い頂きたいお線香です。
また、厄除けになるともいわれているので、厄年の方にもおすすめです。」（香司　矢野孝幸さん）

純天然の材料から職人技で作られる、熟成された薫り

化学物質を使用したお香を長く焚いていると、喉が痛むことがよくありますが、このお線香は材料が天然のものなので、そんな心配はいりません。

「お線香をあげるのは、毎日のことなので、心と体に優しいお線香を使っていただきたいですね。また、お線香は仏様のお食事なので、天然の優しい薫りで、ご先祖様をおもてなしして頂きたいと思います。」（香司　矢野さん）

そんな純天然の線香づくりを可能にしているのが、熟練の職人技です。

機械だとお線香が折れにくいように、化学糊を入れて粘りを調整することになりますが、このお線香は、天然の粘りの強い木の粉を少量使用するだけで、あとは職人の技術でお線香を作っています。

乾燥も、機械で強制的に乾かすのと、自然乾燥だと、焚いたときの薫りが違ってきます。自然乾燥することで、ゆっくりと薫りが熟成し、線香の中に薫りがとじこめられるので、燃やした時に、それだけよい薫りが出てくるのです。

香りの名産地、淡路島の「西風」から生まれるお線香

淡路島は、全国の七割を誇る日本一の薫香の生産地です。

その歴史は、1850年、淡路市江井に泉州堺の製法技術が伝えられたことに始まります。当時の江井は、徳島藩の軍港として交易に従事していたため原料の搬入や販売のルートに恵まれており、淡路島の薫香は広く全国に知られるようになりました。

この地に線香製造が根付いた最大の理由は、淡路島特有の「西風」にあります。強い季節風で線香を乾燥させることにより、熟成したまろやかな薫りが生まれるのです。

お線香が出来るまで。

淡路梅薫堂のお線香は、日本全国の生産量の7割を占めるお線香の本場、淡路島で、4代にわたる香司（薫りのマイスター）と職人の手で丁寧に手作りされています。

（１）調合・攪拌・練り・練り玉
銘柄ごとに調合した原料を攪拌し、温度・湿度に注意しながら、染料と水とともに練り上げます。練り上げた素材を型に入れ、練り玉と呼ばれる直径約30cmの円筒状にします。

（２）押し出し・盆切
練り玉を押し出し機に入れ、「巣金」と呼ばれる穴から線状に押し出し、盆板に受けて竹べらで切ります。

（３）整形
盆板上の線香を干し板に隙間なく敷き詰め、適寸に切りそろえます。

（４）乾燥
乾燥場に移し、淡路島ならではの強い西風を利用した自然な状態で1週間かけてゆっくり乾燥させ、落ち着かせます。

（５）結束
そうして出来上がったお線香は、人の目で厳しくチェックしながら束にします。

（６）熟成・完成
商品に応じて、約1ヶ月から1年にわたる期間、しっかり熟成させた上で包装し、箱詰めにします。