生産者紹介
株式会社小宮商店
- 表の見方
- 所在地
- 名前
- 店舗名
- 職業
- おすすめ商品
- 生年月日
- 星座
- 座右の銘
- 東京都
- 小宮宏之さん
- 株式会社小宮商店
- 代表取締役
- 東京洋傘
- 1969/08/22
- しし座
- 天は自ら助くる者を助く
私のこだわり
☆☆一本の傘に 想いをこめて☆☆小宮商店の傘は、傘づくりの数多くの工程をひとりの職人が行ないます。 それは自らの木型をつくることからはじまり、対話するように生地の張り具合や縫い方を調整し、一本の傘をつくり上げるしごと。
傘を開くときに手を傷めないように、ロクロを生地で覆う「ロクロ巻き」。
骨が生地にあたる部分、ダボを生地で保護する「ダボ巻き」。
生地が痛みにくいように手縫いでとめた「ネーム」。
防水の精度をさらに高めるためにキャップを入れた「陣笠」。
フォルムの美しさを追求した傘の「張り」。
師匠から弟子へ、その弟子が師匠になり、そのまた弟子へ。
1930年の創業から受け継がれてきた技と想いを、次世代へとつないでいきます。
生産者の横顔
職人の手仕事を感じながら使える傘。そんな傘づくりを目指しています。傘づくりは、ほとんどの工程が手作業。この機械化の時代、ラインに乗せれば傘も全て自動で作られると思われがちですが、傘は今でもほとんどすべて工程で人の手を必要とする製品です。そのため、最終的には職人の経験と知見が出来栄えを左右する、大変デリケートで奥の深いものです。
☆☆型は傘の心☆☆
傘の「形」は「型」で決まります。傘の型は生地を裁断するときに使うカーブのついた三角形の木型のことで、職人はこれを傘の種類ごとに作成します。木型の長さや角度を、生地や骨に合わせてミリ単位の調整をし、何度も試行錯誤をしながら選りすぐりの型を完成させます。
ここには職人の魂が込められており、小宮商店が創業当初からこだわってきた美しい傘のフォルムを生み出します。
小宮商店は、今まで大切にしてきたこの「型」を傘の「心」と考え、これをモチーフにした HAND MADE マークをつくりました。
このマークは職人が心を込めてつくった証です。
これからも、この伝統的な心を次世代に語り継ぎながら、より真摯な傘づくりを続けていきます。