生産者紹介
高倉工芸
- 表の見方
- 所在地
- 名前
- 店舗名
- 職業
- おすすめ商品
- 生年月日
- 星座
- 座右の銘
- 岩手県
- 高倉清勝さん
- 高倉工芸
- ほうき職人
- 小箒、和洋装ほうき
- 1964/12/27
- やぎ座
- お客様は神様
私のこだわり
◎ほうき草を育てるところから、ほうきを作っていらっしゃるんですか?そうです。もともと代々、農家でね。ほうき草を栽培するところから、収穫して、編んで仕上げるところまで、すべて一本一本、一貫製作しています。
岩手の厳しい風雪に耐え抜いたほうき草は、コシが強く丈夫で、ゴミもよく取れます。一度、掃いてみれば違いはすぐに分かりますよ。
また、使う人の健康と自然環境の保全を考えて、農薬も使っていません。安心して、長く使って頂きたいですね。
◎作っていて、難しいところ、楽しいところは?
たとえば、集中豪雨などがあると、収穫量が三分の一に減ってしまうとか、そういうところは大変ですよね。
また、8月半ばから、9月いっぱい、一番暑い時期に、一気に収穫をしなければならないことや、雨が降る直前に種を蒔かなければいけないとか、自然が相手ですから大変なことは多いですよ。
でも素材から作っているからこそ、こういう種類のものを多めに栽培しようとか、商品作りを、すべてコントロールできる良さはありますね。
いつも、岩手の自然の中で、自然と対話しながら、ほうき草を育て、ほうき作りをしています。
生産者の横顔
◎バリエーションの秘密は?高倉さんは、旅行など、持ち運びに便利な小型のタイプから、長柄箒、片手箒、巴箒、そして和洋服はけ、パソコンのキーボードなどに便利なミニ箒など、60種類以上のアイテムを作っていらっしゃいます。なかには3年以上かかって仕上げる最高級品もあるそうです。また、豊富なカラーバリエーションをそろえるなど、今までにないほうき作りを続けていらっしゃいます。
その秘密は?と伺うと、
「みんな、お客様に教えて頂いて、新しい商品が生まれます」というお返事が返ってきました。
「お客様に買って頂いて、インスピレーションを頂くなんて、有難いお話ですよね。まさに、『お客様は神様」です。』(生産者の高倉さん)
◎趣味は、ツーリング!
お休みの日は、何をしているんですか?という質問をすると、「休みません」というお返事が返ってきました(!!)。
「基本的には、いつもほうき作りをしていてあまり休まないですね。でも、たまにバイクのツーリングに行くことがありますよ。友達と、海の方まで流したりね。」
◎「手放せない」ほうき作り
一番嬉しい時は?と伺うと、「やっぱり、作り手としては『手放せない』『使って良かった』と言われるのが、一番嬉しいですね。『買う時は高いと思ったけれど、20年以上、使っていることを考えると安い』とか、そういう言葉が頂けると、よかったなと思います。」というお返事が返ってきました。(生産者の高倉さん)
最近は、高倉さんのほうきがテレビで紹介されることも多く、その度に、大変な反響を呼んで、ほうき作りも間に合わないような状態になることも多いそうですが、ご本人はいたって淡々と、ほうき作りを楽しんでいらっしゃいます。
今日も高倉さんは、奥深い岩手の自然の中で、ピカいちのほうきを作り続けていることでしょう。