生産者紹介
工房 藍の館
- 表の見方
- 所在地
- 名前
- 店舗名
- 職業
- おすすめ商品
- 生年月日
- 星座
- 座右の銘
- 京都府
- 下村透さん
- 工房 藍の館
- 藍染職人
- 1967/06/17
- ふたご座
私のこだわり
〇下村さんの、もの作りのこだわりとは?日本古来からの技法「天然灰汁醗酵建『本藍染』」にこだわり、1点1点、手染めしています。
化学藍と比べ、手間もコストもかかりますが、本藍染ならではの艶と深みには、代えがたいですね。
また、生地についても、肌触りや質感の良い生地、日本伝統の生地や、後継者が失われつつある希少価値の高い生地なども用いています。
日本伝統の藍色、本当のジャパンブルーを楽しんで頂ければ嬉しいですね。
生産者の横顔
本藍の美しさを、多くの人に伝えたい!京都の大原三千院門前の賑わいから少し離れた高台に、下村さんの工房はあります。
「京都・大原の綺麗な水 、徳島の蒅(すくも)、徳島で硬い木のみで作った木灰、すべて、自然からの贈り物です。」(下村さん)
天然灰汁発酵建「本藍染」 は、自然からとれる原料を用いるため、環境にも人にも、 優しい染色方法です。そして、その分、 古来から、抗菌効果や虫除け効果があると言われており、自然の効能もつまっています。
「飛鳥時代から続いている日本の藍染めが、明治の頃より化学藍に移り代わり、本藍染を見ることが大変少なくなってしまいました。僕達は、大量生産製品とは違う価値を提案したいんです。」(下村さん)
そう話す下村さんは、毎日、工房で染めたり、展示会をしたり、徳島に蒅(すくも)を取りに行ったり、忙しくしていらっしゃいます。そしてその手を見せてもらうと、 藍で染まって、爪まで真っ青です。
「本藍染めの美しさに魅せられ、『天然灰汁醗酵建』という日本古来の技法を守りながら、 『 本藍の美しさを多くの人に伝えたい 』 という思いで、毎日、一枚一枚、染めています。」(下村さん)
今日も、その真っ青な手が、美しいジャパンブルーを生み出しているに違いありません。