価格:19,800円(税込)
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■サイズ:幅10.5cm、縦7cm、厚み2cm
■重量:およそ40g
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純金箔を使用した糸を西陣織に織り込んで作った、高級感のあるカードケースです。
純金箔を使用した糸を西陣織に織り込んで作った、高級感のあるカードケースです。名刺入れとしてだけでなく、6等分に切り分けたふるや紙を、このケースに収めて持ち運んでいただけます。
京都の金銀糸の老舗だからできる珍しい商品です。
金銀糸は、非常に古い歴史を持つ京都の伝統工芸品です。服飾デザインや、大相撲の力士が締める化粧まわし、舞台や劇場の緞帳や袖、さらには日本各地で営まれているさまざまな祭りでは、巨大な山車、神輿、だんじりに装われる懸装幕などにも使われ、その豪華絢爛たる輝きで、たくさんの人々の目を楽しませています。
創業明治30年、四代つづく伝統の技
寺島保太良商店は、創業明治30年以来、ずっと京都の地で金糸銀糸の製作を続けてきました。現在は、京都の地場伝統産業をはじめとして、日本全国のさまざまな地方での伝統工芸品や、洋装和装を問わず繊維産業などで、寺島さんの金糸銀糸や金箔、蒸着フィルムなどが使われています。
「時代の変遷とともに、金銀糸の製作に伴う技術や材料もさまざまに変化してきました。昔ながらの伝統や風合いを保つ金銀糸を作り続けていくことはもちろんのこと、新しい風合いや技術を求めて、皆様にご提案差し上げていくことも、私どもの大きな役割であると思っています。」(寺島さん)
金銀糸ができるまで。
『金銀糸』とは、本金箔や金属蒸着フィルムを細く裁断し、それを芯糸(主に絹糸、ポリエステル糸やレーヨン糸)にらせん状に寄り付けたものです。金銀糸作りは、漆や金箔を使うので、湿度管理、温度管理が非常に重要で、職人の手作業による部分も多く、最初の工程から、約1か月半という時間をかけて出来上がります。
1.台紙の和紙の上に、漆を均等に引いていきます。
2.和紙の上に、金箔を手作業で一枚ずつ押していきます。
3.出来上がった金箔と和紙を、細く裁断していきます。
4.細く裁断した金箔の紙を、芯になる絹などの糸に、らせん状によりつけていきます。
5.蒸気で蒸して、糸筋を整えて完成です。
※photo by 京都金銀糸工業組合
本金糸とは?
本金糸は読んで字のごとく、本金箔を使用して製作している金糸です。材料は純度の高い本金箔を使用し、その製作工程においても職人の手作業による部分が非常に多く高価な品物となります。しかし、それゆえに本金糸の放つ光沢は非常に美しいものです。
本金糸は、先ず原反となる和紙に『接着剤』となる漆を引き、その上に本金箔を職人の手により1枚1枚丁寧に押してゆきます。和紙の永尺の原反に、数千枚の金箔を手作業で押してゆく箔押しの作業において、非常に扱いの難しい金箔を竹べらで運んでいく手さばきは見事なものです。
その手さばきもさることながら、じつは金箔の光沢や定着を決定付ける漆の状態は作業するその日の湿度や温度に大きく左右されます。その漆の状態の見極めもやはり長年の経験と勘が必要とされる職人技の領域といえます。そのように出来上がった原反を細く裁断し、芯糸に寄り付けたものが本金糸となるのです。
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