生産者紹介
柿芝農園
- 表の見方
- 所在地
- 名前
- 店舗名
- 職業
- おすすめ商品
- 生年月日
- 星座
- 座右の銘
- 和歌山県
- 柿芝卓さん
- 柿芝農園
- 農家
- 本場紀州南高梅干 つぶれ梅
- 1951/02/19
- うお座
- 真心・誠実・うそをつかない。
私のこだわり
梅干し作りで気をつけている事は何ですか?「人に優しい・・・、安心の梅干し作りを心がけてます。
例えば、農薬いうのは、人間で言えば予防注射でしょうか?梅の木も害虫にやられたり、病気になったりするんで、きれいな梅を作るには必要なんですけど、お客様の身体を考えて、選んだ(強くない)農薬をちょっとだけ、使うようにしてます。
機械(スプリンクラー)で散布すると、手で散布するより三倍の農薬が必要になるんですよ。だから手で散布してます。」
※梅の完全無農薬栽培は非常に難しいのです。
梅の木は有機栽培だそうですね?
「ウチでは、牛糞・麦・有機たい肥・EM菌(有益な微生物のこと)なんか使って、出来るだけ昔ながらの肥料を使って(梅の木を)育ててます。」
梅干し作りをしていて楽しいことは?
「まあ、実ってきたらいいわな。(実が)太ってきたら。また収穫やな〜って。農家にとって収穫いうのはボーナスやからね。」(笑)
生産者の横顔
誠実な農家。お母様の代から梅干しを作り始め、約30年。最初は近所の農家の人に梅干しの作り方を教わっていたそうです。今では逆に、農家の方が柿芝さんの作る梅の苗木を買いに来るほど。
すみずみまで目の届く範囲の家族経営で、氏素性のはっきり分かる材料だけを使い、じっくり育て上げた梅を使って、梅干しを作っています。
梅干し作りの工程をひとつひとつ説明していただいている間、何度も「お客さんの身体にいい」とか「すこしでも安心なものを」という言葉が聞かれました。
しかも、「不況の時代で、お財布のひもが固いから(笑)」安く販売できるようにと、「人件費をはぶいて、はぶいて」、「現金商売で」原価も出来るだけ抑える、という企業努力も怠りません。口先だけでそういうことを言う人はいますが、柿芝さんの言葉には気持がこもっていました。
しみじみ、この方は真面目に、誠実に梅干しを作っているんだなぁ、と感じた次第。決して買う人を裏切らない、この人の作る物なら大丈夫!太鼓判です。
ちなみに、お嬢さんにもお会いしましたが、今時珍しい位の純朴な素直な子でした。月並みな表現ですが、柿芝さんの作る梅干しのようです。柿芝さんがこの子の笑顔のために梅干しを作っているのかと思うと、梅干しがいっそう有り難いものに感じられました。