木のバッグ　Roots Carbon（ブラック）【エコアス馬路村】

価格：107,800円(税込)

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■サイズ：W46×H30(H39ハンドル含む)×D7.5cm
■重量：約920g（ショルダーストラップを含む）
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monacca-kakuシリーズをブラッシュアップ

monacca-kakuシリーズをブラッシュアップしました。
スエードの他、ふんだんに使った天然皮革のアウターリムと、ビジネスにも使える機能的なマルチポケットのインナー、書類が取り出しやすいフルオープンのマチが特徴です。

【この商品は「2k540 匠の箱」店舗で実物をご覧頂けます！
マップはこちら】
営業時間 11:00～19:00 水曜定休

自然から生まれた色と艶

漆黒のCarbon（ブラック）、生地を感じるNatural（プレーン）、アーシーなLand（ブラウン）。
何度も塗り重ねては拭き取りを繰り返した塗装と天然皮革とのコンビネーションは、味わいのある木の表情を生み出し、持つ人のライフスタイルを演出します。

商品仕様

素材：スギ、国産帆布、天然皮革
表面塗装：チタンコーティング（F☆☆☆☆等級）
サイズ： W46×H30×D7.5cm
W46×H39×D7.5cm（ハンドル含む）
重量：約920g（ショルダーストラップを含む）
仕様：ショルダーストラップ付（取り外し可能）
B4サイズ書類収納可能
17インチノートパソコン収納可能
ダブルファスナー開閉（隠しファスナー）
ポケット（大×2、中×1、小×1、ペン挿し×2）
180度フルオープン可能
備考：専用BOX入りのため、ギフトラッピングはリボンのみとなります。

軽いので、毎日の持ち運びがラクラク！

杉を薄くスライスして作られているので、大変軽く、毎日のパソコンや書類の持ち運びにも便利です。

撥水コートされているので、水に濡れても安心！

このバッグは、撥水コートがされているので、水に濡れても安心です！
濡れてしまっても、布で乾拭きするだけでOKです。

自然木の風合い豊かなバッグ！

素材となる魚梁瀬杉（やなせすぎ）は、数ある杉の中でも、節が少ない、滑らかな杉材なので、見た目も美しく、心地よい感触も楽しめます。
自然素材のため、木目が一つひとつ異なります。ご自分だけの木目をお楽しみ下さい！

使い込むほどに味わいが増し、自分だけの風合いを楽しめます！

このバッグは、使い込むほどになじんで、木目に味わいが出てきます。
その味わいの増し方も一定ではなく、使い方に合わせて風合いが変わってくるので、使いこむほどに、使い手の個性に合わせて、オリジナルな風合いが楽しめます！

「特に、プレーンは、木目の色そのままを活かしているので、味わいの変化が際立ちます。使えば使うほど、ちょうど、パンを焼いたようなこんがりした色になりますよ。」（生産者の上治さん）

売上額の１％が森林に還元されます！

この木のバッグは、高知県馬路村の森に育つ、杉の間伐材を使って作られています。

間伐（適当な間隔で木を伐採）されていない森林は、木が密生し、日差しも入らないので、木の生育は悪くなり、森林そのものも衰弱していきます。

近年、林業の衰退により、間伐されない森林が増え、急速に森林が衰弱していることは、よく知られています。

そこで、森林面積が村の96％を占める馬路村役場は、間伐材を製品化し、利益を森林に還元するプロジェクトを進めています。この木のバッグも、その1つです。

間伐材製品の売上額の1％は、森林に還元し、森の保全等に活用されます。森を育て、自然を守る気持ちが込められた、木製バッグなのです。

北海道洞爺湖サミット事務局にて、木のバッグが使用されました！

2008年の北海道洞爺湖サミットにおいて、外務省の事務局にて、馬路村の木製バッグが使用されました！

「環境問題も話し合われる場なので、マッチするということで、木製バッグを使って頂きました。村役場をはじめ、約1050人の村民が一体となって頑張っているプロジェクトなので、さまざまな方が共感して下さって、とても嬉しいですね。」（生産者の上治さん）　

しなやかで丈夫！古来から、建材として重用されてきた魚梁瀬杉

このバッグの素材となる魚梁瀬杉（やなせすぎ）は、かつて１本3000万の値がついたこともある良質の杉材で、しなやかで、大変丈夫です。

雨の多い地域で育った杉なので、湿気にも強く、古来から、秀れた建材として重用されてきました。二条城や江戸城の建築にも、この魚梁瀬杉（やなせすぎ）が使われています。

このバッグは、さらに、その薄くスライスした杉を、互い違いに重ねあわせ、集成プレスされて出来上がっています。合板のようにすることで、一枚板のように割れてしまう恐れが少なく、さらに耐久性を高めている、長く使える逸品です。

馬路村の木のバッグが出来るまで。

薄くスライスした杉を、集成プレスされて出来上がるこの軽く、丈夫な木製バッグは、出来上がるまでに、約1月半という時間をかけて仕上げられます。

また、万が一、製品を子供が口に含んでしまっても人体に影響がないように、糊なども「食品衛生法」の基準をクリアしたものを使っています。

（1）馬路村の山で間伐された杉材のカット
馬路村の山で間伐した間伐材（グリーン材）は、一度県内の貯木場（市場）に出荷されます。その後、馬路村村内の製材工場で130mm×130mm×4，000mm
のサイズにカットされ、さらに、製品を作る工場で、4，000mm　→　2，000mmの大きさにカットされます。

（２）集成プレス
130mm×130mm×2，000mmになった角材を4本重ねて、糊と3方向からの圧力で、4本1組に、集成プレスします。木材にある節の部分は、弱くて脆いので、集成することで、強度を高めます。

（３）煮沸
4本1組になった杉材を、90℃のお湯に入れて、10時間煮沸します。
杉材についた余分な糊と、糊の余分な成分を落とし、材を柔らかくすることで、スライスしやすくなります。

（４）スライス
煮沸した杉材を、大工道具の「かんな」のような仕組みの機械で、0.5mmにスライスします。130mm×130mm×2，000mmの4本1組で、商品に使えるクオリティのスライスされた杉材が、約200枚程度出来上がります。

（５）商品に合ったサイズにカット、糊付け
スライスした杉材を、商品に合ったサイズにカットし、糊を塗ります。それらを、木目が交互になるように6層に重ねます。
この時に使用する糊は、万が一、製品を子供が口に含んでしまっても人体に影響がないように、「食品衛生法」の基準をクリアしたものを使います。

（６）プレス成型
6層に重ね合わせた杉材を、バッグの種類に合った金型にセットして、熱と蒸気でプレス成型します。

（７）研磨
成型した単板の表面を、ヤスリで研磨します。
成型しただけでは、表面がざらついており、そのまま塗装してしまうと、色にムラが出てしまったり、滲んでしまうので、表面を磨き、ざらつきをなくしています。職人が一つ一つ木目を見ながら、1枚あたり約40分ほどかけて、手作業で丁寧に行います。

（８）塗装、防水加工
塗装（プレーン、タンニン、ブラウン、ブラックの各色）に色付けします。
ウレタン塗料で行い、仕上げに防水加工を施します。

（９）縫製
コットン帆布、天然皮革などの生地と、単板を縫い合わせてバッグに仕上げます。木材に、直接ミシンで縫製を加えて、バッグにしているのは世界でも馬路村だけの技術です。
「強度が出るよう、ミシンも改造しています。」（生産者の上治さん）

（１０）検品、仕上げ
検品、仕上げをして、完成です。

お手入れ

濡れた場合には、はやめに乾拭きしてください。
※万が一、外側が汚れてしまった場合には、家庭用中性洗剤を薄め、布に含ませて、軽く拭いてください。

注意事項

・販売する商品は、木製品のため、一つ一つ木目、色味が異なります。
・金型によるプレス成型でフォルムをつくり出すため、カーブのキツイ部分に木同士が重なり合う「重なりシワ」が発生しますが、製品上問題ございません。
・ハンドメイドで仕上げるため、仕上がりサイズが、表記サイズと若干異なる場合がございます。また、細部に至るまで丁寧に作業しておりますが、木材や生地の性質によって仕上がり具合に差がございます。
・塗装を施した商品は、木材の性質による色味・木目の出方に違いがございます。
・木材以外の材料（金具や生地等）は、メーカー廃盤等によって、予告なく変更する場合がございます。
・生地につきましては、製品使用上問題ないと判断できる範囲で可能な限り無駄の出ないように裁断しておりますので、個体差による色味/裏地/傷跡の出具合に違いがございます。
・節につきましては、商品使用上問題無しと判断される範囲で入っております。
・品質改良のため、予告なく仕様を変更する場合がございます。